令和4年4月12日(火)
湖山池漁協が実施された魚礁作業(産卵床造成事業)を事務局員が見学してきました。作業場所は、鳥取県鳥取市湖山町南にある湖山池で、「池」とつく湖沼の中では日本最大の広さの汽水湖です。
この時期としては気温が少し高いくらいでしたが、良い天気で、作業が順調に進みました。
まずは、魚礁として利用する枝木(葉付き)を船に積み込みます。
積み込んだら、湖山池の中でも魚礁に適した場所(2箇所)に運びます。
枝木が外に流れ出ないよう、塩ビ管で囲いを行った中全体に枝木を入れて作業終了です。
湖山池といえば、今やシジミというイメージが強くなっているかもしれませんが、シジミだけではありません。
近年は、生息する数は少なくなっていますが、エビ、シラウオ、ワカサギなども生息しています。
それらの資源の維持のため、取組がなされています。
組合員の皆さん、お疲れ様でした。
【漁協の産卵床造成事業の実施について】
・この事業は、漁業法(下記参照)に定められた第五種共同漁業権内の
エビやシラウオなどの資源維持、増殖等のため湖山池漁協が実施している取組の一つです。
毎年度、鳥取県内水面漁場管理委員会に事前に提出している計画に基づいて
実施されています。
→漁業法:e-Gov法令
(https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=324AC0000000267)