千代川漁業協同組合がアユの産卵場造成、テグス張りを実施しました。

【産卵場造成作業】
 令和7年10月23日(木)アユの産卵場造成が実施されました。

 場所は、鳥取市の水道局が鳥取市叶に設置している水管橋下流の区域で、 千代川漁業協同組合が国土交通省の協力を仰いで毎年実施しています。
 アユの産卵に適した河床にするため、重機2台を使い、バケットを上下左右に動かしながら、造成範囲を上流から下流に向かってならしていきました。
 今年は大水が出ていないことから河床が固まっているとのことで、広範囲にわたってしっかりと造成が行われました。


【テグス張り作業】
 令和7年10月24日(金)上記の作業の翌日、カワウ等の食害からアユの産卵場を守るためにテグス張りが実施されました。(場所は上記と同じ。)
 漁協の組合員のほか、国土交通省、鳥取県、鳥取市の職員、鳥取環境大学の学生、建設会社等多くの方が参加して、作業範囲を上中下流、さらに右岸側と左岸側に分かれて作業が行われました。
 テグスは、等間隔に、また同程度の高さに張っていった上、人間の確認用のための視認テープを結び付けていきました。作業では、釣り竿を使用して対岸への受け渡しをするなど様々な工夫が見られました。
 この日は増水しており、作業が困難な場所もありましたが、皆さん手際よく作業され、無事に終了しました。
[作業の様子]


[作業完了後]

 設置後は、千代川漁業協同組合の組合員が毎日見回りをし、からまったゴミ等を取り除くなど管理を行っています。
 アユは既に産卵時期に入っているので、この日も周辺には多くの親魚が確認されました。
 今年も多くの親魚が産卵し、多くの卵が孵化し、多くの仔魚が海に下って、春には多くの元気な稚魚が遡上してくれることを願っています。
 参加された皆さん、お疲れ様でした。

 

 【千代川漁業協同組合の産卵場造成・テグスの設置について】
 ・この事業は、漁業法(下記参照)に定められた第五種共同漁業権に定められている
  アユの資源維持、増殖等のため実施している取組の一つです。
  毎年度、鳥取県内水面漁場管理委員会に提出している増殖計画等に基づいて実施
  されています。

   →漁業法:e-Gov法令

   (https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=324AC0000000267)

2025年10月28日